うつ病とは

脳内の神経伝達物質の問題。
誰でもなる可能性がある。
 
うつ病は心の病気と言われますが、
実は脳の働きのバランスが崩れた状態です。
 
脳内物質の変化によって生じることがわかっています。
 
 
脳内神経伝達物質が減少することで起こる病気
 
脳の中には「セロトニン」「ノルアドレナリン」などの
神経伝達物質があり、多くの情報を処理しています。
 
なんらかの原因でこれらの伝達物質が減少すると、
思考パターンや身体に影響し倦怠感意欲低下
気分の落ち込みなどを生じさせます。
 
一般的にうつの症状は午前中に強く現れ、
夕方になると少し楽になります。
 
1日のなかでも変動するため、
自覚しにくいのが特徴です。
 
うつ病になりやすいタイプは仕事熱心で几帳面、
責任感が強いなどの生真面目なタイプです。
 
もちろん楽天的な人でも危険性はありますが
生真面目な人はストレス耐性が低く
いったんそういった状態になると慢性化しがちです。

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うつ病は初回ほど治りやすく、再発を繰り返すと
慢性化のリスクが高くなります。
 
このため、できるだけ早期に治療を開始し、
きちんと治すことが重要なのです。
 
 
働き盛りの男性は年齢とともに体力が
低下する一方、社会的責任は増すばかりです。
 
責任のある役職になると会社での代わりが
立てられないことも出てきます。
 
そうならないように早期の治療が重要になるわけです。